勝浦生まれ勝浦育ち、そして僧侶として25年間地域と共に生きてきました。
少子高齢化の波は、私たちの住む勝浦へ真っ先に訪れているように思います。多くの人が頼る相手もなく、精神的にも孤独になっていくことが見越されている中、今こそ私たち市民が立ち上がり、市民同士が支えあっていくことのできる「仕組み」が必要ではないでしょうか?
私自身、僧侶になるきっかけは「恩送り」の仕組みを作りたいという思いでありました。恩送りとは、様々な恩恵によってはじめて自分が存在しているということに感謝の念をもち、その感謝の念を行動に変えて世の中に循環させていこうとする考え方です。
今誰かを支えることで、いつか自分が支えてもらえる社会にする。それができなければ、この地域に明るい未来は作れないと思います。
どうか同じ思いで活動をしていただける方と共に、「支えあいの仕組み」を作りたいと強く願っています。